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アリババは餓了麼を、社内部門の口碑と統合する方針
ソフトバンクグループのビジョン・ファンドは中国のアリババ・グループ・ホールディング傘下のフードデリバリー大手、餓了麼(Ele.me)の資金調達で主導的役割を果たす計画だと、事情に詳しい関係者が明らかにした。餓了麼は30億-50億ドル(約3340億-5570億円)の調達を目指している。


 約1000億ドル規模のビジョン・ファンドはベンチャーキャピタル企業などの投資家候補との協議を主導している。プライベート案件だとして関係者が匿名を条件に述べた。

  合意の一環として、アリババは餓了麼を、社内部門の口碑と統合する方針だという。交渉は継続中で条件はまだ変わる可能性があると関係者らは付け加えた。

 餓了麼は同業の美団点評との競争のため多額の資金を投じ、キャッシュフローがマイナス。美団点評にはアリババのライバルのテンセント・ホールディングス(騰訊)が出資している。アリババが4月に餓了麼を買収した時の価値評価は95億ドルだが、今回のファイナンスで投資家が取得する持ち分比率は不明。餓了麼は新規株式公開(IPO)を計画しているとされている。