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ソフトバンクグループ(SBG)が準備を進める携帯子会社ソフトバンク(SB)の株式新規公開(IPO)では、約900億ドル(約10兆200億円)のバリュエーション(株価評価)を模索する方向で検討していることが事情に詳しい関係者の話で分かった。

  話し合いが非公開だとして匿名を条件に述べた関係者によると、SBGはIPOを通じてSBの3分の1(約300億ドル)相当を売り出すことを助言役と協議している。協議は予備段階であり、最終的なバリュエーションは投資家らの意見を基に決められるという。

  ソフトバンクの担当者はコメントを避けた。

  300億ドル相当でIPOが実現した場合、アリババ・グループ・ホールディングが2014年に記録した250億ドルを抜き、過去最大のIPOとなる。早ければ第4四半期にSBが株式上場を果たす可能性があると関係者は述べた。

  7日の東京市場でSBGの株価は一時前日比6%高と2017年11月上旬以来、9カ月ぶりに1万円を回復した。同社が6日発表した18年4-6月期決算は、投資事業が寄与し営業利益が49%増の7150億円と同期として過去最高を更新した。