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楽天の携帯電話参入の目的に「廉価で利用しやすい料金」を掲げ
ているが、
自前の基地局の設備投資に6000億円、更に年間数千億とされ
る整備費が必要になる。
日々進化する通信事業の技術革新に対応するための設備環境と技
術者を抱える固定費も半端ではないだろう。

そのそも、ドコモとKDDIは既存設備を流用、SBGはボーダ
フォン日本法人の設備をベースにして事業開始した。
楽天は「フリーテル」を抱えていると言いながらもほぼ一からの
構築だろう。

巨額の事業資金を投入する一方、廉価で利用しやすい料金を掲げ
る事業計画はアンマッチング、他の事業との相乗効果を期待する
にしても費用対効果が見えない。

この楽天の携帯事業参入に「きな臭い匂い」を感じるが、それを
冷静に感じ取っているのが、本日の東証市場の各社の下落率の数
値だろう。
SBG:2.3%、ドコモ:2.29%、AU:2.83%、楽天:4.87%

それにしても、
今日のようなイベントがあるとSBG株価のみが同業他社を大き
く上回り下落するのがこれまでのパターンだが、本日の下落率は
ドコモとほぼ同じ、これはSBGに事業力がついていることの証
だろう。