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市場構造の変化の2つ目は,純資産をベースにした投資尺度が効き始めたことだ。 (中略) この結果,"PBR (株価純資産倍率) が効くようになっている (大手運用会社首脳)" … との見方が出ている。今年8月に日経平均が 2万円割れ目前で切り返した際の PBR も1倍ちょうどだった。東証全体でも "1倍割れ" 銘柄は減少傾向にある。
 EPS はじりじりと底上げされていき,下値の目途として PBR が効きやすくなってきたことの恩恵を最も受けるのは長期投資家だ。変動率が大きく,右肩上がりの成功体験が少ない日本株を手掛けるのは短期筋が多く,このことが長期投資家を遠ざける悪循環に陥っていた。

『日本株、長期投資へ かみ合う歯車』
2019/12/30 15:10 日本経済新聞 電子版