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>>1014

まず、分散型とおっしゃいますが、高濃度水素は極めて危険であり、静電気等で引火すれば爆発するか火炎放射状態になるのはご存じの通り。

ttps://klchem.co.jp/blog/2011/05/post-1471.php

たしかに、燃料電池搭載の車では数々の対策が取られてはいますが、「安全性も担保されている」というのはかなり言い過ぎで、できるだけ運転者や周りの人の被害を軽減するための工夫がされているというのが現状ではないですか?もし各家庭が水素発電していたら、火災や地震で大惨事になりますよ。

また、鉄鋼メーカーの副産物の水素の話ですが、実際には石炭からコークスを作り出す過程で副次的に得られる水素のことですよね。それは「有効利用」という意味と、作り出すところの「コストが安い」という意味ではよい試みだと私も思います。ただ、作り出した水素の維持と輸送コストは結構かかりますし、鉄鋼は日本の産業界で「最大級の二酸化炭素排出源」なので、クリーンなエネルギーとしての水素を作ると同時に膨大なCO2を作り出していることをお忘れなく。

>汚泥からの水素なんて・・何のことですか?
水素発電の試みは何も九州に限らず、全国の自治体でも広く行われています。そして、国交省が旗振り役で下水汚泥からの水素製造・供給を推進しています。知らなかったのですか?

ttp://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo13_hh_000364.html

当たり前ですが、水素はそのままの形では地球上に存在していませんから、燃料電池や発電に使うためには、何らかの方法でまとまった量を人工的に作り出さなければなりません。いくつかの試みがされているかと思いますが、水の電気分解や化石燃料から取り出す方法が主流ですよね。どちらにせよ、エネルギーを投入しないと水素は得られないわけで、そういう意味では、効率が余りよいとは言えないのです。そこだけ切り取ってみるとよさそうでも、全体的の系を見るとCO2を大量に発生しているパターンは、最終ゴールにはなり得ません。

このように考えると、太陽光発電で生じた余剰エネルギーを使って水を電気分解して水素を作る、そこから水に戻す過程でエネルギーを取り出すという、いわば揚水発電の役割を水素発電で行うのが、私の考える理想像です。