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経常益が前年比で4倍以上になったというので決算資料をみてみた。
2016年3月期の連結経常利益の増分1954億のうち、1500億円は燃料費下落の期ずれ効果だと書いてある。
つまり、経常利益増分の実力値は454億だったということだ。
電力会社にとって燃料費の変動による影響は長期的にはプラマイゼロであろうから、この1500億円を配当として大盤振る舞いすることはありえない。将来の燃料費上昇に耐えるための投資か内部留保にまわすだろう。
経常利益と1株益は概ね比例しているので、決算書に224円とある1株益も、実は100円を下回っているとみなすべきだ。
そう考えればこの会社の配当性向はさほど悪いとはいえない。
今は買わずに様子見だ。