ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

日本通信(株)【9424】の掲示板 2019/02/18〜2019/03/01

<ただの資料>
米国CBRS商用提供へ向けて、日本通信がFCCに免許申請
2018年08月27日 09時30分 公開 [馬本隆綱,EE Times Japan]

日本通信は、米国連邦通信委員会(FCC)に申請していた周波数時限免許(STA:Special Temporary Authority)が、2018年8月22日(米国時間)に正式受理されたと発表した。米国で準備中のCBRS(Citizens Broadband Radio Service:市民ブロードバンド無線サービス)商用サービス提供に向けて、システムの評価や運用試験を行う。
米国では、海軍レーダー用の3.5GHz帯(3550M~3700MHz)について、民間との共同利用を連邦政府が2015年に認めた。FCCはこれを受け、CBRSとして民間への周波数開放に取り組んでいる。米国の携帯事業者は、CBRSを5G(第5世代移動通信)サービスの一部として利用することを検討しており、関心が高まっている。同社の他、GoogleやComcast、Microsoft、Intel、Boeing、AT&Tといった企業がSTAを申請しているという。

CBRSのライセンス形態は、「GAA(General Authorized Access)」「PAL(Priority Access License)」および、「Incumbent Access」と3つのカテゴリーに分かれている。周波数割り当ては、SAS(Spectrum Access System)と呼ばれるデータベースにより、基地局から動的に制御されるという。例えば、GAAカテゴリーの事業者は、空きがあれば150MHz全ての周波数帯域を利用できる。PALカテゴリーだと、10MHzずつ7事業者に免許が与えられることになっている。

日本通信は、米国コロラド州の4カ所にCBRS用基地局を設置し、屋内外においてシステムの検証などを行っていく予定である。商用サービス提供に向けてCBRSの周波数帯域が開放されれば、米国の大手顧客と商用サービスの試験運用を始められるよう準備を進める。