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(株)テレビ朝日ホールディングス【9409】の掲示板 2019/02/13〜2019/06/23

件名:イラン、核合意の「ウラン規定量」超過へ 27日にも(産経見出し)

 イランの原子力エネルギー当局者は17日、2015年締結の核合意で定められた低濃縮ウランの貯蔵量が、今月27日にも規定の300キロを超えるとの見通しを示した。

 当局者は低濃縮ウランに関して「今後の10日間で貯蔵量は300キロの規定を超えるだろう」と指摘。イランが蓄えるウランの量について「毎日増えている」とも強調し、核合意から離脱し軍事圧力をかけるトランプ米政権を牽制(けんせい)した。

 一方で、核合意の当事国である英仏独を念頭に「彼らが合意を順守するようなら(イランの)方針を覆す」としており、3カ国に対してイランとの経済関係維持に向けた努力を促した。(記事引用)

中朝の対米対応に非常に良く似てきました。これは非常に危険な兆候です。

先の安倍首相との会談で、イランの最高指導者は、「核兵器を製造も、保有も、使用もしない。その意図もない」と発言していますが、その発言が疑われるような行動をイランは取るべきではありません。さもないと、再び、中東で戦争が始まるかもしれないからです。

米軍に自国の安全保障を委ねている日本としては、有事の際の対米協力をどうするのか、また国内の治安維持対策をどうするのか、これらの難問を慎重に検討しなければなりません。

こうした難問が降り掛かるのは、日本が米軍に自国の安全保障を完全に委ねているからに他なりません。外交問題で、日本が完全に自立するためには、軍隊の保有を禁ずる憲法9条を一日も早く改正する必要があります。

こうした難問が日本に降り掛かるのは、長年に亘り9条の改正を日本人が怠ってきたからです。

中東での戦争など、米国も欧州も望んでなどいないでしょうが、イランが核兵器保有に向けた歩みをどうしても進めるというのなら、中東での核戦争勃発の危険性を回避するためにも、国際社会はイランに厳しく対処する必要があるでしょう。

日本はNATO構成員である米国との軍事同盟に自国の安全保障を委ねていますが、イランにもこうした枠組みが必要かもしれません。例えばNATO構成員で、かつ核保有国でもある英仏がイランと軍事同盟を結ぶ代わりに、イランに核を完全放棄させるなどの方策です。英仏がイランの軍事同盟国となれば、イランもイスラエルに軍事的な脅威を抱く必要はなくなるからです。