(株)テレビ朝日ホールディングス【9409】の掲示板 2019/06/24〜2019/09/19

件名：リクナビ「内定辞退率」販売問題、東京労働局が本格調査へ（財形新聞見出し）

東京労働局は、リクルートキャリアが「内定辞退率」の予測データを販売していた問題に関し、週明けより関係企業へ本格的な調査を行うという。データを購入した大手企業も調査の対象となる。（中略）各社はデータを購入する前に、分析のために自社が保有する就活生の個人情報をリクルートキャリアへ提供していた可能性があり、この点も今回の調査のポイントとなる。（記事引用）

こうした行為は、学生の著しい不信感に繋がります。また、こうしたデータは、買い手の強いニーズがあって販売される訳ですから、どのような目的でこのようなデータが購入され、どのように使用されたのか、東京労働局は関係企業を徹底的に調査する必要があるでしょう。

また、違法に収集されたデータを、それと知りつつ、あるいはその可能性を疑いつつ企業が購入することもまた社会的には許容されない行為というべきですから、そうした背景についても詳しく調査する必要があるでしょう。

購入した企業は、いずれも「採用選考の合否の判断には使っていない」と主張しているようですが、内定辞退の確率データを見た以上は、合否の判断に全く影響していないとまで断言することは困難なのではないでしょうか。

「李下に冠を正さず」という諺がありますが、冠を正すどころか、スモモの実を手で握りしめながら盗む意図まではなかったと言い訳しているようで、かなり説得力に欠けていると言わざるを得ません。

データを購入した企業は大手３８社にもなるようですが、実に困ったものです。