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技術革新のない会社は衰退する。
大丈夫か???

国際宅配便のサイズを超える貨物を海外から輸入する場合には、通常はフォワーダーを使う。輸送の手配から通関手続き、貿易事務まで一括して代行して、ドア・ツー・ドアで荷物を届けてくれる。海運業界では「NVOCC(非船舶運航一般輸送人)」もしくは「乙仲」と呼ばれる。そのデジタル化が急速に進んでいる。フォワーダー機能をクラウドサービスとして提供する「デジタルフォワーダー」と呼ばれるスタートアップが世界の主要都市に次々に登場している。
 その元祖として知られる米フレックスポートは今年2月、ソフトバンク・ビジョン・ファンドなどから10億ドルを調達した。これからフレックスポートが採算度外視で顧客基盤の拡大に動くのは必至。既存のフォワーダーは足元を脅かされることになる。フレックスポートの設立は2013年。輸出入に関わる全ての企業や組織をインデックス化して、国際輸送の見積もりから発注、諸手続き、荷物のステータス管理までの煩雑な業務を、ウェブ上の操作で完結できるクラウドサービスを開発した。中国や東南アジアの新興国から米国に商品を輸入してネットで販売するEC事業者や、中小荷主を中心に利用が広がり、急成長を遂げている。