投稿一覧に戻る 東海運(株)【9380】の掲示板 2017/11/10〜2021/08/17 226 しきちゃん 2018年12月28日 21:08 >>224 日本のみなさん、こんばんわ♪ この記事は誤解を招くおそれがあるのでちょっと解説しておきますね。 まず、ロ日間の外交で、国家元首どうしが20回以上も会談をしているのに、国家の外交機関のトップである外相どうしがこれまで一度も顔を合わせたことがないのは異常なことです。なぜこのようになったかとゆうと、外務省はロ日平和条約の条件として領土問題できわめて強硬な姿勢を取ってきたので、政府は安倍総理主導で外務省を通さずにロ日交渉をやってきたからです。 >河野氏は当初12月中にロシアを訪問する予定だったが、ロシア側との調整がつかなかった。 なぜ調整がつかなかったのかを説明していませんよね。 理由は投稿No216にカキコしてあります。ここで、 『「我々が1956年の共同宣言に基づいて発言するとき、それは日本が第二次世界大戦の結果をまったく無条件に認めたことを意味する。まだ我々の日本の同僚はその用意ができていないだけでなく、それがうまくいかないことをいろいろと示唆している」』 とありますが、『日本が第二次世界大戦の結果をまったく無条件に認める』とはどうゆうことかといいますと、 1)日本はポツダム宣言を受け入れて連合国に降伏して、極東国際軍事裁判(東京裁判)を受けた。 2)日本は東京裁判の結果を受け入れることを条件にサンフランシスコ講和条約に出席することが認められて、その結果として国際社会に復帰した。その際、日本は南クリル(千島列島)を放棄することを国際社会に宣言した。 この国際社会が認める事実を日本も無条件で認めることを要求しているのです。つまり千島列島は日本が放棄してロシアの領土になっていることを認めることを要求しているのです。 それからソ連の対日参戦について、日本では「日本はすでに敗戦同然だったのに、ソ連はソ日中立条約を破って一方的に日本を攻撃して火事場泥棒のように北方領土を奪った」とゆう主張が広く存在します。しかし現実は決してそうではないのです。この点についてはここでは説明しませんが、あたしが申し上げたいことは、 『東京裁判ではソ連の対日参戦は正当である』 とゆう判決が出ていることです。このことを無条件で承諾してもらいたいというのがロシア側の主張なのです。 それから『ロシア側との調整がつかない』と記事は言っていますけど、 『ラブロフ外相は「我々はこれを日本の私たちの同僚にすべて簡明に伝えた。彼らからの反応を待っている」と締めくくった。』 とあるように、ロシア側は態度を明らかにして日本側の対応をまっているのです。 さらに付け加えると、プーチン大統領は、日本がどうしても南クリルを自国の領土だと主張して譲らないなら、この問題については棚上げ(つまり議論することを止めて)ロ日平和条約を結ぼうと安倍首相に言っているのです。あたしも領土問題には触れずにロ日平和条約をいち早く結んでほしいと願っています。 北方領土問題についてはしきちゃんのお友達の日本人がブログで詳しく説明しているので、↓をご覧ください。『北方領土のはなし』で検索してもすぐ出てきます。 h ttp://www.ne.jp/asahi/cccp/camera/HoppouRyoudo/Yasashii.htm また、北方領土問題に関する詳しい歴史的経緯などを知りたい方にはロシア史が専門の和田春樹東大名誉教授が書いた『領土問題をどう解決するか』(平凡社新書) をご覧になるとよくわかります。 そう思う112 そう思わない31 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
しきちゃん 2018年12月28日 21:08
>>224
日本のみなさん、こんばんわ♪
この記事は誤解を招くおそれがあるのでちょっと解説しておきますね。
まず、ロ日間の外交で、国家元首どうしが20回以上も会談をしているのに、国家の外交機関のトップである外相どうしがこれまで一度も顔を合わせたことがないのは異常なことです。なぜこのようになったかとゆうと、外務省はロ日平和条約の条件として領土問題できわめて強硬な姿勢を取ってきたので、政府は安倍総理主導で外務省を通さずにロ日交渉をやってきたからです。
>河野氏は当初12月中にロシアを訪問する予定だったが、ロシア側との調整がつかなかった。
なぜ調整がつかなかったのかを説明していませんよね。
理由は投稿No216にカキコしてあります。ここで、
『「我々が1956年の共同宣言に基づいて発言するとき、それは日本が第二次世界大戦の結果をまったく無条件に認めたことを意味する。まだ我々の日本の同僚はその用意ができていないだけでなく、それがうまくいかないことをいろいろと示唆している」』
とありますが、『日本が第二次世界大戦の結果をまったく無条件に認める』とはどうゆうことかといいますと、
1)日本はポツダム宣言を受け入れて連合国に降伏して、極東国際軍事裁判(東京裁判)を受けた。
2)日本は東京裁判の結果を受け入れることを条件にサンフランシスコ講和条約に出席することが認められて、その結果として国際社会に復帰した。その際、日本は南クリル(千島列島)を放棄することを国際社会に宣言した。
この国際社会が認める事実を日本も無条件で認めることを要求しているのです。つまり千島列島は日本が放棄してロシアの領土になっていることを認めることを要求しているのです。
それからソ連の対日参戦について、日本では「日本はすでに敗戦同然だったのに、ソ連はソ日中立条約を破って一方的に日本を攻撃して火事場泥棒のように北方領土を奪った」とゆう主張が広く存在します。しかし現実は決してそうではないのです。この点についてはここでは説明しませんが、あたしが申し上げたいことは、
『東京裁判ではソ連の対日参戦は正当である』
とゆう判決が出ていることです。このことを無条件で承諾してもらいたいというのがロシア側の主張なのです。
それから『ロシア側との調整がつかない』と記事は言っていますけど、
『ラブロフ外相は「我々はこれを日本の私たちの同僚にすべて簡明に伝えた。彼らからの反応を待っている」と締めくくった。』
とあるように、ロシア側は態度を明らかにして日本側の対応をまっているのです。
さらに付け加えると、プーチン大統領は、日本がどうしても南クリルを自国の領土だと主張して譲らないなら、この問題については棚上げ(つまり議論することを止めて)ロ日平和条約を結ぼうと安倍首相に言っているのです。あたしも領土問題には触れずにロ日平和条約をいち早く結んでほしいと願っています。
北方領土問題についてはしきちゃんのお友達の日本人がブログで詳しく説明しているので、↓をご覧ください。『北方領土のはなし』で検索してもすぐ出てきます。
h ttp://www.ne.jp/asahi/cccp/camera/HoppouRyoudo/Yasashii.htm
また、北方領土問題に関する詳しい歴史的経緯などを知りたい方にはロシア史が専門の和田春樹東大名誉教授が書いた『領土問題をどう解決するか』(平凡社新書)
をご覧になるとよくわかります。