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安田倉庫(株)【9324】の掲示板 2015/04/29〜2020/02/26

>>842


REITは保有不動産の価値と賃料収入が市場での評価に直結しやすいが、企業の評価はそう単純ではない。株主還元の姿勢や企業統治(ガバナンス)や経営への信頼感、親会社や企業グループ内のしがらみなどがマイナスに働けば、不動産株の時価総額は保有する不動産の価値よりも割安になるケースもある。
ユニゾHDの買収合戦は「現時点の価値」の再評価を促し、結果的に株価は急上昇した。これ見た海外投資家が日本の割安な不動産株への注目が高まり、あるアナリストは「次の標的はどこかという問い合わせが相次いだ」と語る。テーオーシーや京阪神ビルディング、ダイビルなどが投資家の興味を引いているという。
「ガバナンスの改善期待は、不動産株の大きなテーマの1つだ」と三井住友DSアセットマネジメントの秋山悦朗シニアファンドマネージャーは話す。三菱地所が初の自社株買いに動くなど企業側にも変化の兆しはある。
「含み価値」が注目される日本株は不動産だけではない。株主である米ファンド、バリューアクト・キャピタルから取締役を迎え入れたオリンパス。米マイクロソフトの改革を成功させた立役者への期待感は強く、25日も上場来高値を更新した。
同ファンドの関係者は頻繁に日本を訪れており、今秋に開示予定の次期中期経営計画への注目度は高い。UBS証券の小池幸弘アナリストは「バリューアクトの投資をきっかけにオリンパスに興味を持ち、投資家の問い合わせが増えている」と話す。
米投資ファンド、KKRが大株主となったNECも