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>>996

全日空疑獄を彷彿させるような、ドラマのような現実が


驚愕の証券モラルハザードにJALが野村の地位を格下げ

「日本航空(JAL)は、驚愕したでしょうね」と語るのは、ある金融関係者。

 7月3日、全日本空輸(ANA)が最大2110億円の公募増資を発表したが、その責任を担う主幹事証券会社に、野村証券の名前があったからだ。

 JALは、今年9月に再上場を目指しているが、野村証券はこちらの主幹事証券も務めている。つまり、同じ分野の競合会社のファイナンスをかけ持ちしたのだ。

 それだけではない。

 ANAが増資を発表した日の夕方、都内でANA主催によるパーティが開かれた。会場には証券マン100人ほどが集まり、これから始まる増資2000億円ぶんの株の売り出しを景気付けるものだった。

 実は、この会場で、証券会社側を代表してあいさつした野村証券の担当者は、直前までJAL再上場チームの担当者だったのだ。

 当然、JALの重要な経営情報を知る立場にあった。

 その野村証券の担当者が、ANAの公募増資の担当になったと知り、JAL側が驚愕しないはずがない。「ライバル企業のファイナンスを同一人物が手がけることは、道義上あり得ない」(金融関係者)からだ。