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日本航空(株)【9201】の掲示板 2020/06/27〜2020/06/30

EU、7月1日より日本など15カ国からの渡航制限解除へ。日本、新たに18カ国追加、入国拒否対象129カ国に
2020.06.30

EU、日本含む15カ国からの入国を受け入れの方向

欧州委員会は30日ブリュッセルで会議を開き、7月1日より日本を含む15カ国からEU(欧州連合)への渡航制限を解除し、観光客やビジネスでの入国を受け入れる方針であることが明らかになった。現地時間30日正午までに行われる多数決の採決で承認される見通し。承認のためには加盟27カ国中、15カ国が賛成する必要がある。
入国を認める国のリストは、2週間ごとに見直される。
《7月1日より、EUへの入国が認められる予定の国》
アルジェリア
オーストラリア
カナダ
ジョージア
日本
モンテネグロ
モロッコ
ニュージーランド
ルワンダ
セルビア
韓国
タイ
チュニジア
ウルグアイ
中国(※)
中国に関しては、中国側がEU市民の入国制限を解除するなら、認めるとの条件が示されている。
これに先立つ26日に開かれた会議では、54カ国の草案リストが渡航規制緩和の候補として示されていた。どこの国からの入国を優先させ認めるかについては、EU加盟国それぞれの立場や思惑があり、長い時間をかけ協議が行われた。ギリシャ、ポルトガルなどのように、一国でも多くの国への渡航規制を解除を望む観光が主産業となっている国々。相手国の感染者数が抑制されていて安心・安全が担保できる国から往来を再開させるべきだと考える慎重派の国、自国民を受け入れない国からの往来は認めるべきでないと考えたフランスなどがあり、困難を極めた協議の末、上記の15カ国に絞られた。
制限解除の条件として、直近2週間の新たな感染者が人口10万人につき16人程度であること、感染者の追跡調査が適切に行われていることを条件としている。
またイギリスについて欧州委員会は、リストには入っていないものの「ブレグジット移行期間の終了時(2020年12月31日)までEU市民と同様に扱う」と、EUへの往来を認める方針だ。