日本郵船(株)【9101】の掲示板 2022/05/13〜2022/05/16

>>1236

郵船の役員といっても、御自身で創業されたわけではありません。
優秀な大学を出て就職され、あくまでもサラリーマンとして活躍されての役員です。
上条会社役員まで上りつめる努力と経済的知見は認めますが、経営者としての「修羅場経験」は大手であればあるだけ薄く、中小企業のたたき上げ社長の方が上のときがあると思うことがあります。

例えばの話ですが、上場までしている会社としては「お金を稼ぐ」ことの方が、「お金を使う」ことより簡単なんです。
「お金を使う」という教育は、基本的にサラリーマン社会では教えられることは皆無に等しく、いざ使えとなっても失敗するリスクを気にしてしまうのが実情でしょう。
たとえ役員になっても…。

前期にこれだけの利益を出して、「無難」に、つまりは失敗を気にせずその上で成果を出せる才能があるサラリーマン社長って何千社もある上場企業でも数少ないと思います。

となると、一番簡単なのが日本人お得意の「先延ばし」での内部留保…。
次は、借入金の返済だけど、銀行や税制という関係上若干の難がある。
その次は会社防衛のための自社株買い…？一応株主への大義名分はできる？

本来であれば、社業発展のための投資を成し遂げ、株価を押し上げ、配当をあげるのが正しい株式会社なんですけどね。

ぶっちゃけ、先の見えない経済環境で、自分の代のみならず、後世にも役立つ投資をできるような経営陣ではないような気がします。

せめて、これまで取引してくれてる関係各社や投資してくれてる株主の利益には「配慮」してほしいですよね。

そういった意味では、3月期の増配と前期配当650円は評価してもいいのではないかと？