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九州運輸局の加賀至局長は12日の記者会見で、西日本鉄道が運行する電車と高速バスで相次いだトラブルについて「利用者の安全上、重大な事案だ」と述べ、監査を実施して厳重に指導、警告したことを明らかにした。国土交通省も今秋をめどに経営トップらの聞き取りを行い、安全管理体制の改善を求める運輸安全マネジメント評価を実施する。

<西鉄ドア開け走行>重大インシデント 運輸安全委が認定

<鉄道トラブル>西鉄レール亀裂 最大30分の遅れ有料記事

 西鉄グループでは5月10日夜、「西鉄バス北九州」の高速バスが九州自動車道の若宮インターチェンジ付近でバス停を誤って通過し、約15メートルをバックで逆走。天神大牟田線では同15日夕、普通列車がドアを約40センチ開けたまま少なくとも約8分間運行し、国の運輸安全委員会が事故に至る恐れがある「重大インシデント」と認定した。

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 加賀局長は「乗務員のとっさの判断に(逆走などの)ヒューマンエラーがあった」と指摘した。【石田宗久】