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東日本旅客鉄道(株)【9020】の掲示板 2021/08/18〜2021/08/22

>>886

コロナで不安を感じる人が増えたせいか、2020年末に個人が持つ現金預貯金の
合計が1900兆円を突破した。(日経2021年2月24日)その一方で、コロナのため
に学費が払えなくて退学を考える学生がたくさんいる。店を閉めた個人営業主も
多い。1%を回せば助けられるのではないだろうか。いや、0.1%あれば十分で、
退学しなくてすむはずだ。

科学者の中には、科学予算がジリ貧になっていくことから、日本の科学の将来を
悲観的に見る意見が多い。中国に高給で引き抜かれ、中国の科学・軍事力強化に
協力させられている科学者がいる。日本国民の税金で研究した成果を中国に売り
渡しているのだ。まるで貧しい発展途上国のようではないか?1900兆円はどう
なっているのだろう?

日本には「寄付の文化」というものが存在しない。コロナ前にアメリカ人は1人
当たり年間13万円を寄付していた。しかし日本人は何と2500円なのだ。東日本
大震災が起きた年でも6500円だった。企業もあまり寄付しないが、個人はもっと
しない。コロナ前にハーバード大学は年間800億円規模の寄付を集めてきたが、
東大は20-30億円だった。

個人の自宅に強盗が押し入り、金庫ごと奪われる事件が各地で頻発している。
貯め込むしか能がない高齢者が地方に多い。彼らは質素な生活を続けながら、
金が増えることに喜びを見い出す生き方をしている。それは何の役にも立たない
「死に金」でしかない。彼らはそういう生き方を「清貧」だと思い込んでいる。
しかしそれは「守銭奴」の生き方なのだ。

「清貧」とは日本が貧しかった時代の価値観だ。そんな時代遅れの考え方にこだ
わっていると、がんばって貯め込めば貯め込むほどお金が固まって動かなくなる。
そして社会全体がジリ貧になっていくのが日本の姿だ。「清貧」ではなく「清富」
に価値観を転換すべきときに来ている。株式投資で資産形成をやっているのなら、
そういうことを考えてみたらどうだろうか。参考文献:「投資家がお金よりも大切
にしていること」