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妙手

列車番号をつけかえて遅延をごまかすのは小田急の得意手法である。19日は愛甲石田8時06分発の表示の各駅停車新宿ゆきを本厚木21分発(本来は10分発)につけかえていたのだが、通常の意味(システム上の遅延を減らす)とは違ったようだ。こうすると、本厚木の表示の上で18分発の急行が上にくる。実際、上記各停を10分止めて急行を先に通していた。状況から推測すると「本厚木始発の各駅停車との運転間隔調整」が名目上の理由なのだろう。ただ、「先にした約束が優先」であることを考えるとこれは認められない。損害を発生させる意図があるといえるレベルだ。その前(愛甲石田7時56分発の急行)が東海大学前を約6分の遅れで通過していたことから、愛甲石田→海老名の運転間隔は25分となっていたようだ。本題に戻る。足止めの意味は、振替阻止なのではないか。海老名8時31分発の特急横浜ゆきは(定時到着が条件となるものの)横浜9時04分発の湘南新宿ラインに乗れて支配力が強い。これに乗れないようにすれば15分遅らせているのと同じ、さらに直後(34分発)の横浜ゆきにも乗れないようにすれば、接続が悪いので25分遅らせる効果がある。こんな妙手はなかなか思いつかない。さすが、という感じであった。