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インヴィンシブル投資法人【8963】の掲示板 2018/04/21〜2018/08/05

>>519

≫米国人が主要顧客層であるケイマン諸島のホテルがポートフォリオに組み込まれることとなった現在

トランプ大統領は、オバマ前政権が行った画期的な「キューバとの関係正常化」(=これは国際的にも高評価された政策転換だったはず)をひっくり返す「逆戻り政策」をとって、以前と同じキューバ敵視政策に回帰した。そのおかげで、キューバからはその目と鼻の先にあるケイマン島は「米国民のリゾート地」という地位を今まで通り保ったわけだが……やはり、時代の趨勢は、米キューバ国交正常化の方向だろう(トランプ政権も未来永劫続くわけじゃないし)。その結果、もしも米国民がキューバに自由に行けるようになったら、米国民がわざわざその向こうにある小島(ケイマン諸島)にわざわざ足をのばすか、とかんがえると、やはりリゾート地としてのウエイトは下がるだろう(キューバにホテルもぎょうさんできるだろうし、その土地も充分あるだろうし)。「オバマの国交正常化政策をトランブがごり押しで止めてる今が、ホテルオーナーにとっては、絶好の売り場」、だとすると、そのホテルの買い手っていったい…?? 高い買い物になるかもしれませんね。

  • >>523

    米・キューバ間の関係改善が進んだ暁には、キューバとケイマン諸島がリゾート客獲得に関して競合関係になる可能性はたしかに否定はできません。

    私は、昨年、キューバを訪れましたが、社会主義体制を維持している同国では、情報統制の意味もあるのか、ネット回線は極めて貧弱(同国を代表する高級ホテルでも、快適からはほど遠いネット環境、また、渡航者がポケットWi-Fi等の通信機器の持込も禁止されています)ですし、一度は開放方向であった個人営業も、経済格差の拡大を警戒してか、再び制限が強まる方向にあります(新たな個人営業許可は難しくなっている)。

    つまり、米国等の先進国資本が同国で自由にリゾート開発・経営できるという見通しは、現在のところないと思われます。

    リゾート客の獲得に関してキューバがケイマン諸島のライバルになるためには、米・キューバ間の外交関係改善のみならず、キューバ経済が自由化し、先進国の顧客を満足させるだけのサービスを提供する人的資源の育成、快適なリゾートライフのためのインフラ整備も必要で、これらは一朝一夕に実現するものではありません。

    未来のことですから、どう転ぶか分かりませんが、少なくとも今のところは、具体的にキューバとの競合を懸念する段階にはないと考えます。

  • >>523

    補足しておきますと、

    キューバは、社会主義だけあって、社会保障は充実しています。
    教育、医療は無料で受けることができます。
    (キューバは医師人材の海外輸出をしているほどで、途上国としては異例な医療水準を誇っています、ただし、資金不足で医療機器は充実しているとは言えませんが…)

    一方、英領ケイマン諸島は夜警国家と言えるほど、福祉は皆無です、だからこそタックスヘイブンでいられるわけです。

    自国民の立場で内政をどう評価するかはさておき、どちらが資本家(つまり我々)にとって都合の良い国か、議論の余地はないと思います。

    仮にキューバで先進国資本がリゾート開発したとしても、相当の重税を課されることは想像に難くありません。