(株)カチタス【8919】の掲示板 2019/05/14〜2020/09/21

>>96

私はカチタスに3年前まで在籍し、独立し同業種で独立したものです。

カチタスの将来性は非常に高いものがあると思います。
「地方10万都市へ積極的に出店し、競合がいない中で荒稼ぎする」
手法で、大幅に売り上げ高を伸ばし、今後の展望も明るいです。

ただし、中古住宅再販事業への参入業者も多く、また、「特別なノウハウ」が必要な業種ではないので、私のような個人でも簡単に独立して参入することができてしまうリスクも抱えています。

今後、空き家は増え、この業界の市場規模はどんどん増えていくでしょう。

しかし、現在カチタスは「空き家再生市場(特に地方の古家)を既に寡占している」会社で、もしかしたらいつかは、その寡占状態が崩れるかもしれません。

現在のPER水準だと「今後10年程度はカチタスの寡占状態が崩れない」ことを織り込んだ株価となっており、なんらかの成長阻害要因があるとこの株価は簡単に崩れてしまいます。

つまり、この株価は、既に投資家の「妄想」を織り込んだ株価なのです。

今後更なる「妄想」が発生し、更なる株価の上昇トレンドを構築する可能性と、「妄想」が萎んで株価が下降していく可能性を考えた時、「勝てる投資家」は期待値を計算した時に、上にいく可能性よりも、下にいく可能性のほうが高いと計算する人が多いのではないでしょうか？

カチタスはいい会社です。しかし、いい会社だから、株価がどんな状態でも買っても問題はない、とはなりません。

「妄想」を利用して利鞘を取るとしたとき、私ならばこの株価ならば「売り」を入れます。

結果は10年後にならないとわかりません、どこかの誰かの参考になれば幸いです。