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>>86
【投稿2//5】
では今年度の新築マンション竣工予定と前年度の売上(引き渡し)戸数実績を比べてみましょう。(4Q決算資料P24に記載があります)
添付の画像をご覧いただくとわかりますが、今期1Qの竣工予定は”0戸”なのです。
逆に2Qは697戸が大量竣工します。
つまり、今期の1Qは売上が低くなって当然と言えます。
一方で、次の2Qには前年に比べて非常に大きな売り上げが立つでしょう。(2Q累計では前年比増収増益になる可能性も十分ある)
唯一のリスクは2Qに竣工する物件が売れてないという点です。
竣工しても契約がなければ引き渡し出来ませんから。
しかし、この点については契約率が前年よりもかなり好調なのであまり心配は不要かと思います。
続く -
>>86
自分の投稿への返信で、一応上げときますね。
投稿1~5を追って読んで頂けると、今回の1Q決算で大赤字になった理由や下方修正が出なかった理由が分かるようになっています。
決算後も2日連続で陽線になっているところを見ると、赤字に狼狽した投げを決算書読める人が拾っている感じですかね
段々と需給が良くなってきていると思います
【投稿1/5】
オジサンと申します。
他にも似た内容を投稿されている方がいましたが、今回の1Q決算を詳細解説させて頂きます。
連投になりますがご容赦願いますm(__)m
テーマ【今回の1Q決算は本当に悪いものだったのか!?】
今回の決算ですが、減収減益かつ赤字転落ということで散々な結果に見えます。
実際に株価も大きく下落しています。
ところが、中身を詳しく精査すると違った景色が見えてきます。
まず、ここから話を進める上での大前提を申し上げます。
【大前提】一般的に、マンションの売上は“引き渡し時に”計上される
マンションが売れるまでの流れを整理しましょう。
①土地の仕入れ、マンション企画・設計
②物件の建築工事
③物件の竣工(完成)
④顧客への引き渡し
②~③の期間にもマンションの契約活動(営業・マーケティング等)は行ないます。
業界としては③の竣工の時点で既に全戸完売になっていることが理想です。
重要なのは②~③の期間でいくら契約を取っても売り上げが立つのは後になるという点です。
具体的には④(引き渡し時)に売上計上されます。
続く