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住友不動産(株)【8830】の掲示板 〜2015/04/28




■トミー・リー・ジョーンズ(Tommy Lee Jones, 1946年9月15日 - )は、アメリカの俳優。

 テキサス州サンサバ出身。父親は油田で働き、母親は婦人警官。高校卒業後、家計の為に父親の働く油田会社に就職。寝る間も惜しんで独学で勉強し、1年後、奨学金でハーバード大学英米文学部に進学。この時点の夢は、文学と演劇の教師になることで、大学では演劇部に所属した。因みに寮のルームメイトに、後の副大統領となるアル・ゴアがいた。

 文学と演劇を教える教師を目指していたが、次第に舞台に立つ事を考えるようになる。1969年大学卒業後、ブロードウェイに憧れてマンハッタンへと出る。小さな食堂で皿洗いの仕事をしながら、稽古に励んだ。そんな時に友人と受けた映画のオーディションに合格し、1970年『ある愛の詩』で映画デビューした。しかし、同映画の製作元パラマウント映画の上層部から「顔つきがキツい」とクレームがつき、映画自体は大ヒットしたものの苦い映画デビューとなった。

 その後は、しばらく役に恵まれず、下積みが続き、『ある愛の詩』の次の出演作は『ライフ・スタディ』という低予算作品だった。同作まで3年間、映画の仕事がなく、その間は、最初の妻であるジャーナリスト、ケイト・ラードナー(リング・ラードナーの孫)に養ってもらっていた。

 1980年代はテレビ出演が主で、映画は出演しても脇役だった。しかし『JFK』や『沈黙の戦艦』出演の頃から注目されるようになった。1993年の『逃亡者』では、ハリソン・フォード演じるキンブルを追い詰めるジェラード捜査官役でアカデミー助演男優賞を受賞した。以降、主演作品に恵まれるようになった。2005年には自身が監督・プロデュース・出演した『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』でカンヌ国際映画祭男優賞を受賞。

 1999年、京都の老舗で日本屈指の宿である俵屋旅館が火事になったとき、偶然宿泊していた。鎮火後、『火事が消えたのなら、あの部屋に戻りたい』と言い、周囲を困惑させた逸話がある。