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オリックス(株)【8591】の掲示板 2020/07/16〜2020/07/21

大阪IR、コロナが翻弄 事業者決定見通せず
産経ニュース / 2020年7月19日 19時37分

MGMと共同で公募に臨むオリックスの井上亮社長は5月の決算説明会で「IRの基本的な方針に変更はない」としながらも「コロナの影響を検証する必要がある」と指摘した。

投資縮小やインフラ整備遅れも…厳しい条件交渉に

 大阪府市はIR予定地の夢洲について、2025年大阪・関西万博後も「世界最高水準のエンターテインメント拠点」(松井一郎市長)としての発展を描く。投資規模は約1兆円で、年間7600億円の近畿圏への経済効果を見込むが、長引くコロナ禍により応募してきたIR事業者の業績は悪化。今後の交渉次第では事業規模の変更も予想される。

 募集要項などによると、大阪IRは6千人以上を収容する国際会議場や3千室以上の宿泊施設などを備えることが条件で、年間売り上げを4800億円、雇用創出効果を約8万人と試算。昨秋時点では事業者から1兆円規模の事業提案がなされた。

 だが、コロナ禍により府市の公募に応募した米MGMリゾーツ・インターナショナルは3~6月、米国ラスベガスのIR施設の営業を休止。1~3月期の売り上げは前年同期比29%減の約23億ドルに落ち込んだ。国際カジノ研究所の木曽崇所長は「コロナ前に期待した投資規模は縮小せざるを得ないのでは」と予測する。

 夢洲への鉄道整備計画にも不透明感が漂う。

 大阪メトロは、万博開幕前の令和6年度までに中央線を夢洲まで延伸する計画で、河井英明社長は「変更はない」との立場だが、IR誘致を前提に延伸計画を進める鉄道会社もある。関西経済連合会の松本正義会長は6月8日の記者会見で、IRの開業遅れによって「当然(インフラ整備に)影響が出るだろう」との見方を示している。

 今後事業者側との交渉をめぐり、府市は難しいかじ取りを迫られそうだ。

縮小しても、良い 早くして欲しい!!!