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2017年3月末に過払い金利息返還の請求権が消滅する。残り7ヶ月となった。
数値的には過払い金の95%は返還完了したことになる。10年間に渡り有名司法書士・弁護士事務所がテレビCMで周知していたので、これから新たに過払い金請求する件数は少なく残り1~3%程度と予想する。
請求権者との和解の場合は過払い金返還率は70~80%程度、返還までの期間は5~6ヶ月かかる。
請求金額が大きく金額重視の場合は訴訟となり平均6~8ヶ月かかる。実際は請求金額が大きい請求権者は早めに請求して既に返還完了済みであり、新たに駆け込み請求する請求権者は少額の請求金額である。
オリコは表向きには1Qで請求権の不透明な状況が続いており、利息返還損失引当金を36億円繰入れ、1Q末の利息返還損失引当金残高は232億円とした。これは投資家にまだ過払い金返還が終息せずに長引いている印象を与え株価を下げる要因になった。利息返還損失引当金232億円も必要なのかとの疑問もあるが、これはオリコの税金対策で利息返還損失引当金を増やしたのである。
15年期 161 億円返還した。16年期が 154 億円返還した。17年期は148億円返還予想、17年1Qは40億円返還済み、残り2Q,3Q,4Qで108億円返還予想である。残りの請求権者との最終交渉が6ヶ月かかるので18年9月末には返還が完了する。74億円返還予想となる。残りの返還合計は182億円であり、利息返還損失引当金は50億円余ることになる。これはI株償還に充てることが分かる。