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河野社長は社長に就任して1年もたたずに復配の発表、優先株償還の発表と攻めの経営を見せた。今回はミニサプライズであったので、一過性の株価の動きになったが目先の短期筋の整理が進んだことで中長期の株主には喜ばしい。オリコの過払い利息返還額は10年間で2875億円支払った。仮に利息返還額が無くこの金額を全て配当に回していたら希薄前の株数で見ると配当40円を10年間継続したことになる。さらに3Q決算では剰余金1410億に積み上げた。オリコは高利益率の優良企業であることが改めて分かる。四季報の来期配当10円予測もオリコ関係者が漏らしたようだ。2017年は配当2円であるが、2018年は利息返還額160億と優先株配当金16億が無くなり合計176億が利益に上乗せできる。これだけでも配当10円が出せる。来期も業績好調のため、株主還元を第一と強調する河野社長であるから2019年は配当15円も予想できる。株主還元を重視する日本の企業は全て4桁の高株価である。みずほマイレージクラブカード/THE POINTがクレディセゾンの抵抗もあり1年遅れて発行となった。みずほマイレージクラブカード《セゾン》より有利なみずほマイレージクラブカード/THE POINTがこれからクレディセゾンの市場を侵食していくだろう。これも河野社長の剛腕でみずほ銀行を動かした戦略である。更に、みずほ銀行の新社長はフィンテック時代に対応するため若手の藤原社長が4月に就任する。藤原新社長は河野社長と同じ旧第一勧銀の後輩である。河野社長の剛腕でオリコの次の事業拡大戦略にみずほ銀行のトップを動かすことが容易になる。期末決算以降がオリコの本格的な上昇になるだろう。中長期の株主の方々は今後を楽しみにしてほしい。