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芙蓉総合リース(株)【8424】の掲示板 2024/06/25〜
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>>191
新リース会計基準では、現行ではリースの対象にならなかったオフィスの貸借もリースの対象になりますから、多くの企業の会計処理に影響が及ぶますし、広義のリース市場ってのが1桁拡大したのかな?三菱地所なんてのも、広義のリース会社になるんでしょうね。
総合リース5社の内では、みずほリースなんて、不動産関連の比率が高いですね。100%子会社にエムエルエステート、持分法子会社に日鉄興和不動産を抱えてますし、両社とも不動産会社としては準大手で、仮に日鉄興和不動産が連結されたら、不動産事業がほぼ5割となる主力事業ですね。
エムエルエステート(100%子会社)
売上 2,092億円
総資産 5,719憶円
日鉄興和不動産(議決権22.24%の筆頭株主)
売上 2,740億円
総資産 12,529憶円
不動産会社もこれからはリース業界に仲間入りかも。
tkv***** 9月6日 20:50
>>190
蛇足ですが;ー
サブリースって、オペレーティングリースだと思ってましたが、条件によってはファイナンスリースとしての会計処理が求められているんですね。
・・・・
サブリースは分類後に会計処理を行う。
サブリースに関しては、まずはファイナンスリースとオペレーティングリースに分類した後に会計処理を行う。
サブリースとは借手にリースされた原資産を、さらに借手から第三者にリースされた取引。
分類の基準は次の通り。
・使用権資産の所有に伴うリスクと経済価値のほとんどすべてが移転する場合→ファイナンスリースに分類
・移転しない場合→オペレーティング・リースに分類
・・・・・
今回のリース会計の変更って、不動産賃貸関係に大きな影響が有りそうですが、バランスシートがとんでもないものとなる企業がけっこう出てきそうですね。特に欧米企業の場合、ライトアセット化を進め、不動産なんか売却しリースバックなんてのが普及してますし、そんなのってみんなオンバランス化が求められています。
日本だと、例えば紳士服の青山とかの量販店って多店舗展開してますが、店舗はほとんど長期契約による借り上げですね。それらがみんなオンバランス化されちゃうんでしょうが、量販店に限らず、ホテル業界なんてのもほとんどホテルを所有せず、長期借り上げとか、所有ホテルをリートなんかに売却し、リースバックってのもけっこう多いようです。そのほか、オフィスビルの賃貸なんかもオンバランス化が必要ですし、バランスシートに多大な影響が出る企業って少なからず有りそうです。寧ろ影響が少ないのがリース会社だったりして。