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日銀が国債買い入れ拡大し国内勢を国債から遠ざけ、ドル資金供給拡大で外人も国債や金利の裁定から遠ざけ、今週40年債買い入れかとの一部報道、今まで 金融政策で短期金利は操作できても市場で形成される長期金利については操作できないというのがこれまでの説明だったけど、この報道は長期金利を含めてイールドカーブ全体を操作しようとしてるのかと勘ぐれる。

量的緩和:買い入れる金額を決めて金利が下がるのを願う
中長期金利目標:着地の金利を決めて達成まで買い上げる

確かバーナンキが言ってたが中長期金利ターゲティングは抜いてはいけない宝刀で、金融政策が信認を得ていれば大した量の買い入れを行わなくても目標の金利は達成されるが信認を得ていなければ大量の国債を買い入れなければいけなくなり、目標期間が長くなればなるほど金利ペッグが難しくなると。

金利ペッグは量的緩和との併用が可能な一方、フォワード・ガイダンスと似た限界も存在し長年限金利への効果が比較的小さく、短期金利と整合的な政策経路と擦り合っている必要があるところが運用難な部分。