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2月には、躊躇(ちゅうちょ)なく、日本では前代未聞のマイナス金利政策を発動し、
7月にも、躊躇なく、EТF(証券取引所に上場し、株価指数などに代表される指標への連動を目指す投資信託)買い付け額を2倍(6兆円)にした。

日銀は、国債金利形成も株価形成もゆがめるほどの規模の爆買いに走っている。
この3年ほど、バズーカ砲の連射が続き、市場も麻痺(マヒ)しているのか、躊躇しているという人もあるが・・・

総裁は、今日の講演でも、従来の主張を繰り返した。
(いままでも、サプライズではなかったのかもしれない。)

最近は、市場との対話を重視する姿勢を示しており、9月20日、21日の政策会合でも、
「緩和縮小はありえない」(総裁、副総裁、政策委員の発言を信じれば)はずである。

万一、サプライズとばかり、緩和縮小なんかしたら、怒涛のような円高株安は必至であり、
行政府の28兆円もの経済対策を無に帰すばかりではなく、デフレスパイラル(物価下落による景気悪化の連鎖)
が日本を襲い、失われた20年が失われた30年になってしまうだろう。