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「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」による予想物価上昇率のリアンカリング(注)
(ジャクソンホール金融会議における黒田総裁の講演のタイトル)
(注)船のいかりをふたたび固定させること。物価上昇率2%達成に再度挑むという決意表明か。

総裁は、予想物価上昇率は、過去の経済指標に左右されることを1990年代の日本の例を挙げて説明した。
物価上昇率2%は、この例のように達成されていないが、再度達成のために手をうつつもりらしい。

総裁は、マイナス金利政策の効果も強調し、
「幅広い借り入れ主体に恩恵がある」
「(金利引き下げの限界には)まだかなりの距離がある」とも述べた。

為替の流れが逆だったため、2月からのマイナス金利は効果がないように見えた。
しかし、米国の利上げなどで流れが変われば、マイナス金利幅の拡大効果が、今度は発現するだろう。
これまでの「円高株安」の流れも変わるかもしれない。