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公開買付けが終了しました。各種開示資料等からわかることを簡単にまとめてみますと、村上陣営からは、C&IHoldings、(株)オフィスサポート、(株)南青山不動産の持分である合計7,560,600株を応募し、そのうち、あん分比例方式により6,834,200株が買付けされた模様です。もっとも、村上氏のご令嬢の野村絢氏としての持分2,810,000株は保有継続となり、また、あん分比例方式により返還される株数もありますからこれらも含めますと、村上陣営としては、依然として約22%強の持ち株比率になると思われます。
さて、これをどう見るかということなのですが、確かに、村上陣営の戦略のEXITとして、大量の持ち株を処分する機会はそうそうあるわけではないので、部分的な応募はやむなしとしても、まだそれだけの持分が残されたという意味は大きいと思っています。発言力という点においては、約4割近い保有割合からは低下するのは至極当たり前のことですが、会社が開示した中計の推移を今後も株主として監視していくという点においては、引き続き相当なプレッシャーではあります。さらに、いったん減少したとは言え、再び買い増しができないわけではありません。なんせ、村上陣営には今回の分も含めて膨大な量の資金がありますから。よって、会社としても、安穏とはしていられず、当然のことながら、企業価値を高めるための施策を着実に実行していくことが不可欠となります。
なお、一部報道もされていましたが、今回の公開買付け後の一株当たり当期純利益は従来予想の47.91円から70円ぐらいまで上がりますので、社内ルールの配当方針に照らせば、連動して配当金も同額になる理屈のはずです。はたして、どの段階で会社がその点について言及してくるのか、リリースを待ちたいと思います。
以上が、簡単に、自分の感想も含めたまとめとなります。引き続き、動向を見ていきたいと思います。