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7月24日 までは、 「 粉飾をしているか否か ? 」 が 争点だった。
現在は 「 平成27年 3月期 以外にも、 粉飾をしているか否か ? 」 が 関心事となっている。

個人的には、 「 ( 数字が " 怪しい振る舞い " をしているため )、 恐らく 複数年に渡り 粉飾をしてきた 」 ものと考えている ( ただ、 裁判で 確定判決が出るまでは " そう思う " としか 言えないけれども ) .....


[ 現状の分析 ]
① 調査・捜査当局は、 1次資料を押収済み
② 3人逮捕し、 鋭意 取調中
③ 第三者委員会の 『 調査報告書 』 にて、 手口の詳細が 明らかになった


今後の展開に注目したいもの。


さて、 今次 『 ( 訂正 ) 第70期 有価証券報告書 』 に係る " 監査意見 " について、 考えてみると ( 心情としては、" 不適正 " 一択 ではあるものの、 ロジックに徹すると ) .....


( あくまでも、 会社側は ) 「 " 捜索令状 " に記された " 平成27年 3月期 " に関する疑義を、 第三者委員会に調査してもらい、 その上で 指摘された事項を 修正したので、 現状では この " 有報 " で、 OK 」 という立場。

他方、 原会計事務所は ( そもそも 監査するのは、 第70期 の 財務諸表・その他 なので ) 「 きちんと、 指摘事項が反映されていれば、 それで OK 」。

しかし、 さすがに " 無限定適正意見 " は 表明できず、 " 限定付適正意見 " とならざるを得ない ( 「 " 限定付適正意見の根拠 " に記載した事項が 対応数値に及ぼす影響を除き 」 という文言が付く、 ということ )。


もし 仮に " 限定付適正意見 " が 出された場合であっても、 今後 裁判において " 複数年に渡る粉飾 " が 認定される可能性があり、 また、 これからの業績が 苦しいものになることには 変わり無いため、 株取引にあたっては 注意が必要。