投稿一覧に戻る 三菱商事(株)【8058】の掲示板 2020/09/26〜2020/10/20 979 Alicia Clary 2020年10月20日 17:04 学問の世界は厳しい淘汰・選別により優秀な人物のみが残る。 その人物たちはその世界での優秀な知性だが、どうしても部外者を排除する。そこに「同僚評価」の問題が起こる。 かつて新しい学説はニュートンの『プリンキピア』やダーウィンの『種の起源』のように一般人でも読める著作として発表されたが、現在は学界向けの科学雑誌に論文として掲載されるようになり、部外者を排除したいわば「同僚評価」がすべてを決めるようになった。philosopherからscientistへの変化。そのなかで科学者は一般人の目線を失っていってはいないだろうか?というもの。 もう一つの問題はこうした「同僚評価」で選ばれた学者たち、ノーベル賞受賞者などは典型的だけれど、たとえば医学生理学でノーベル賞を取った学者が教育について語るときもノーベル賞学者として教育を語る、そしてそれは強い権威を持つことになる、その学者は教育学でノーベル賞を取ったわけではないのに。でも本当は何十年も現場に立っていた教師の方が教育については高い見識を持っていないだろうかということ。 こう言った村上先生の指摘はすべての研究者が心にとどめなければいけないことですが、今回の件は学術会議だけではなく将来的には国立大学の自治を奪うまでに発展することは間違いなく、今言い出すことではないでしょう。 経済学者を自称する人材派遣会社の会長さんたちに日本の知性が破壊されようとしているときに。 そう思う4 そう思わない10 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
Alicia Clary 2020年10月20日 17:04
学問の世界は厳しい淘汰・選別により優秀な人物のみが残る。
その人物たちはその世界での優秀な知性だが、どうしても部外者を排除する。そこに「同僚評価」の問題が起こる。
かつて新しい学説はニュートンの『プリンキピア』やダーウィンの『種の起源』のように一般人でも読める著作として発表されたが、現在は学界向けの科学雑誌に論文として掲載されるようになり、部外者を排除したいわば「同僚評価」がすべてを決めるようになった。philosopherからscientistへの変化。そのなかで科学者は一般人の目線を失っていってはいないだろうか?というもの。
もう一つの問題はこうした「同僚評価」で選ばれた学者たち、ノーベル賞受賞者などは典型的だけれど、たとえば医学生理学でノーベル賞を取った学者が教育について語るときもノーベル賞学者として教育を語る、そしてそれは強い権威を持つことになる、その学者は教育学でノーベル賞を取ったわけではないのに。でも本当は何十年も現場に立っていた教師の方が教育については高い見識を持っていないだろうかということ。
こう言った村上先生の指摘はすべての研究者が心にとどめなければいけないことですが、今回の件は学術会議だけではなく将来的には国立大学の自治を奪うまでに発展することは間違いなく、今言い出すことではないでしょう。
経済学者を自称する人材派遣会社の会長さんたちに日本の知性が破壊されようとしているときに。