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本日の日本経済新聞に原料炭相場について「中国発未曾有の大嵐」というタイトルで、中国での減産の影響で8月以降原料炭価格が高騰、10-12月の高炉との契約価格が200ドルになったとの記事がありました。
1ー3月の81ドルが4-6月に84ドル、7-9月には92.5ドルと徐々に上昇していたものの、一挙に200ドルとは三菱商事にとっても想定外の急騰でしょう。

ダイワ投資情報ウイークリー10.11号では三菱商事について「原料炭価格1ドル/tonの上昇が年間純利益19億円の押し上げ要因となる」と記載していますので、92.5ドルから200ドルと107.5ドルのアップとなれば、計算上、年間2000億円強という事になります(因みに三菱商事の年間利益予想は2500億円で据え置かれているものの、上記ダイワのレポートでは3270億円を予測)。

勿論、相場高騰は一過性かも知れませんし、契約価格の米ドルと商事が原料炭事業を行っている豪州ドル間の為替レートとか、数量にも左右されるでしょうが、少なくとも第一四半期決算では漸くトントンと称されていた原料炭事業が、契約価格が高騰した第三四半期(10-12月)及びそれ以降?、かなり会社全体の利益に貢献するという期待が膨らみます。