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空売りマドンナ 強く売りたい 5月6日 14:40

株式市場に暗雲 米中交渉、失望で米先物は大幅安

【ニューヨーク=後藤達也】株式市場に暗雲が垂れこめている。トランプ米大統領が5日、対中関税を引き上げるとツイッターで表明。米株式市場の時間外取引では米株価が大きく下落した。市場では交渉への楽観論が広がっていただけに、連休明けの東京市場でも反動が大きくなる可能性がある。

(某経済評論家)
当初は1月に引き上げるとしながら、交渉の行方を見守りつつ延期してきた総額2000億ドル部分のことですね。対象は他国からの輸入に切り替えるには時間が掛りそうな食料品とか家電といった生活に身近な製品が多く、米国内での値上がりに繋がり易い。とはいえ米国のインフレ率は2%をかなり下回って安定しており賃金も3%ほど上がっています。トランプ大統領は乗り切れると踏んだということか (・・?
合意が近いと何度も報じられながらその実効性を担保する関税の撤廃時期やIT覇権に影響する核心な部分で折り合わず、米国が最近課したイラン原油の輸入禁止に断固反対として中国は取引継続を匂わせる。
やってしまえ、というトランプ大統領の気持ちは分からないでもないけれど、半導体や半導体製造装置といった今回の対象に関わるものを中心に、米国と並ぶ巨大な日本の輸出先である中国の対米輸出が落ち込んだら、日本への影響はどう出るか。サプライチェーンが柔軟に切り替わらなければ、中国以上に影響を受けることだってあり得ないことではなさそうです。景気の先行きが微妙な折だけに、成り行きが気がかりです。