ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

三井物産(株)【8031】の掲示板 2021/09/18〜2021/10/21

東京証券取引所の取引時間 延長が決まったようです

ーー以下引用ーー

「東証、取引時間を30分延長へ 70年ぶり見直し、作業部会が結論」
朝日新聞デジタル
稲垣千駿2021年10月15日 19時30分

 東京証券取引所が取引の終了時間を30分延長し、午後3時半までとする方向になった。取引時間の延長を議論する東証のワーキンググループ(WG)が15日、「30分であれば対応できる」とする結論をまとめた。東証は2024年の実施をめざして金融庁に認可を申請するとみられ、実現すれば70年ぶりに終了時間が変わることになる。

 東証は現在、午前11時半からの昼休み1時間を除き、午前9時~午後3時の計5時間取引をしている。WGはこの日、終了時間を30分延長しても問題ないとの見解をまとめた。これまでの議論では取引終了後に行う投資信託の基準価格の算出など、運用会社や証券会社の負担が増すため、延長に慎重論もあったが、最終的には支持を得たという。

 延長の最大の目的はシステム障害発生時の時間を余分に確保することだ。昨年10月、東証はシステム障害で終日、売買停止に追い込まれた。東証は取引時間が長いほど、障害の復旧後、その日のうちに取引ができる可能性が高まるとみる。

 投資家の利便性を高めることも狙う。現在、海外の主要市場ではニューヨークが6時間半、ロンドンが8時間半と、東証よりも取引時間が長い。東証の取引時間の短さを問題視する投資家も少なくなかった。5時間半に延長されると、香港市場に並ぶことになる。

 延長には規則改正と金融庁の認可が必要だ。東証はWGの報告書をもとに業界団体や上場企業などの意見を聞き、改正案を作る方針。東証は24年にシステムの刷新を予定しており、これにあわせて延長となる見通しだ。

 東証は00年以降、3度にわたり昼休みの廃止や夜間取引を検討してきたが、対面取引中心の証券会社が人員配置の難しさなどを訴え、見送られた。大規模障害を機に証券業界にも賛同が広がったことで、実現に向けて大きく前進した。(稲垣千駿)