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そうですね。皆さん、慎重なんでしょうね。上方修正したとはいえ、かなり保守的ですね。しかしながら、上期の業績は好調そのものではないですか。
主力の繊維事業は、売上高前年同期比9.3%増、セグメント利益は17.9%増です。日本製の高機能生地は、まだまだ世界に広まると思います。特に、最近の猛暑等の異常気象では速乾性、吸湿性、冬は発熱機能性といった(ユニクロで使われている様な東レの高機能生地)は、まだまだ伸びると思います。(蝶理の親会社は東レ)しかも、この分野は生活必需品的なものも多く、景気変動に耐性があると思います。

次の主力事業の化学品事業は、売上高は前年同期比29.0%増、セグメント利益は28.4%増。(M& A子会社の連結寄与等もあり)中国事業が好調の様です。中国は環境問題で、自国製の低質化学品から日本製等の高品質のものへのシフトが起きている様です。この流れは、(貿易摩擦の影響や景気変動に関わらず)暫く持続するのではないでしょうか。中国政府も、環境問題には
本気で取り組んでいく様です。

M& A・・15年5月にミヤコ化学買収、その後18年3月に有機化学品関連に強みを持つ小桜商会を子会社化。「21年3月期までに合併買収で100億円規模を投資」(2016年日経会社情報の新春号より)

米国、中国の貿易摩擦は蝶理にとっては、チャンスでもあるのではと思います。今朝の日経に「対米輸出拠点 中国離れ」「制裁避け供給網再編」とあります。蝶理は三国間取引に実績があります。中国製品を韓国や日本から輸出とか・・。小回りの利く繊維老舗商社として、必要なものを必要な需要家へ、またニッチ分野の開拓に期待しています。