伊藤忠商事(株)【8001】の掲示板 2019/08/07〜2019/11/09

>>370

日経の記事によると、配達はアマゾン側ではなくライフ側の様です。

「スーパー大手のライフコーポレーションはアマゾンジャパン（東京・目黒）と組み、生鮮品や総菜を店舗から宅配するサービスを12日から始める。最短2時間で配送するアマゾンの有料会員向けサービスで商品を届ける。」
「アマゾンの有料会員向けの宅配サービス「プライムナウ」で注文を受け付け、ライフの従業員が店舗の陳列棚から商品を収集。プライムナウ専用の配送車で最短2時間で配送する。」
「ライフはネットで注文した商品を自宅まで配送するネットスーパー事業を約60店舗で展開している。」

Amazonとライフの場合は、ライフ側にかなりリスクのある提携になっています。
両社の契約の詳細は未詳で役割分担やコスト負担の割合も不明ですが、これまでの流れを踏襲し「商品の販売利益から諸コストをライフ側が負担する」とすると、以下の点が重荷になります。
１．ライフは配達は外注なので、外注コスト増分を負担する。
２．商品を集める人件費もライフ側が負担し、販売価格に転嫁できない。
３．欠品、誤配、配達の遅れのクレーム対応が新たに生じる。

サービスの採算が取れ、継続でき、更には拡大ができるのかに注目してゆきたい。