伊藤忠商事(株)【8001】の掲示板 2019/06/01〜2019/08/06

>>762

Stockboyさん

「鉄鉱石5年ぶり120ドル高値」でも数量減の見通し。ヴァーレにもリオ・ティントにも関係しない伊藤忠には超追い風でも、日系鉄鋼メーカーの業績への影響が心配ですね。

以下引用
鉄鉱石 7～9月は2割高　高炉に鋼材値上げ広がる　 日経新聞2019/7/3

鉄鋼原料の鉄鉱石価格が高騰している。2019年7～9月の高炉の鉄鋼メーカーの調達価格は1トン86ドル前後で、4～6月より2割程度上昇した。生産国のブラジルなどからの供給の停滞に加え、中国の鉄鋼の増産で鉄鉱石価格の上昇が続いているためだ。（中略）

四半期として80ドルを超えたのは約5年ぶり。高炉の7～9月の鉄鉱石調達価格は主に3～5月の国際相場を参考に算出される。
国際相場は1月下旬から上昇が続いている。代表的な国際指標であるオーストラリア産・中国北部向けスポット（随時契約）価格（鉄分62%の粉鉱）は現在1トン120ドル前後で、年初と比べ約7割高い。

1月下旬に起こったブラジル資源大手ヴァーレのブラジルの鉱山ダムでの事故による供給停滞を背景とした上昇基調はおさまっていない。
6月には英豪資源大手リオ・ティントがオーストラリアでの操業不調に伴い年間の出荷計画を下方修正し、新たな供給不安の観測も出ている。

鉄鉱石の需要は強い。鉄の最大生産国である中国の粗鋼生産量は4、5月と単月で過去最高を更新。中国政府のインフラ投資などの景気刺激策を追い風に鉄鋼生産の水準は高い。「鉄鉱石の国際価格が軟化することは当面考えにくい」（日本の高炉の幹部）

以下略