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任天堂は、ゲーム娯楽分野での覇権を取ると言っていますが、まあ、アメリカから見ると、何を言っているのかということです。
実は、スイッチのハードも、UNIX OSも、開発環境も、ネットワーク環境もサーバ環境も、全てアメリカが開発したものであり、それらのライセンスはアメリカに帰属しますから、任天堂などはコンピュータネットワーク空間での店子のようなものですあり、その気になればいつでも追い出せる程度の力しかないということです。
これは任天堂には少し怖いような気もしますが、そこは任天堂も、ソフト的な領域での基本的な権利は抑えているので、安全保障的には問題はありません。
要するに、OSシステムなどのコンピュータ空間はアメリカ製ですが、その中にあるスイッチプラットホームという仮想的な空間の全ての管理権限は任天堂が持っているので、まあ、いつでもラピュタ姫のように「バルス」と言ってすべを破壊することもでき、そうすると、それはアメリカにも優良な店子がいなくなることで、大損害になりますし、そこに中国が入り込む可能性もありますから、それはしないということです。
一神教のアメリカですが、多神教の任天堂からすると、八百万の神々の一つということになり、別に戦うことでもありません。
共存は可能なのです。
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