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任天堂(株)【7974】の掲示板 2021/09/22〜2021/09/28

そうですね。楽天さんの分析では、スイッチとライトは、別の製品ということになっていました。

これは楽天さんの目には、スイッチとライトは別の製品に見えているということです。なぜそうなるのかというと、ハードしか見えていないということです。

それは全く錯誤であり、本格的なコンピュータの世界では、主体はOSであり、ハードはOSを動作させるための手足でしかありません。このOSの階層が見えていないということになり、先ほども言った、マイコン世代の理解ということです。これでは通用しません。

マイコンの世界では、ハードとOSとソフトは強固に密着して一体化した世界です。そのメリットは短絡した世界であり高効率です。しかし、密着しているため変化にはとても弱く、一部の変更は全ての変更になります。これがゲーム機のハードサイクルの原因でもあります。

任天堂のゲーム機もスイッチ以前は、このマイコン的な開発であり、ハードとOSと開発環境とソフトは、互いに密着していて、短絡的であり、高効率であり、低コストでしたが、その反面として、一部の変更は全ての変更になり、大変更の場合は全てを基礎から作り直しになっていました。

要するに手工業的な世界です。

ところが西洋では、工業的な手工業から分業制が発達し機械工業に進み電子文明に進みコンピュータ文明に進みました。

しかしそれ以外の世界は、手工業の世界で停滞しています。

それがその先に進んでいるのは、独自に発達したのではなく、西洋の教育システムや産業システムを移植してもらっているからであり、土着の文明や文化で工業システムを生み出しのではありません。

それは日本も同じであり、そのため、西洋の分業システムを応用すると、いつのまにか手工業に退化します。文化の基盤が手工業的であるからです。

コンピュータが日本くると、いつの間にかマイコンに退化し、退化したままでゲーム機に応用されたので、分業的なシステムが成立せず、職人的な孤立したゲーム機が開発されます。それがスイッチ以前のゲーム機です。

しかし、その限界に気づいたのか、スイッチでは、基盤部分の開発は西欧に任せています。ハード、UNUX OS、開発環境などです。

任天堂が開発しているのは、表面的な部分だけです。それは正解です。