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任天堂(株)【7974】の掲示板 2021/09/16〜2021/09/21

じゃんけん魔人という研究テキストは、2013年に日本玩具協会に儲けられた部会で、関係者が誰でも自由参加できる環境で話し合われました。
そして、主に対話したのが私とタカラトミーの部長だったので、その部長に取りまとめとして送付したものです。
日本玩具協会のリーダーとなったばかりのタカラトミーは当時は業界全体の運営方針と自社の立ち位置について、誰にでも丁寧に説明していまして、その過程で縁が出来た事柄です。
じゃんけん魔人の基本的な着想とは、トレーディングカードゲーム勃興以前にも日本には子供向けカードが長い伝統があり、トレーディングカード流行の勃興期には、そうした子供カードも創意工夫したギミックを盛り込んで進歩の兆しがあったが、注目されても流行には至らなかった。
そうした過去の事例の検証から初めて、停滞感があり頭打ちのトレーディングカード市場に新風を巻き起こせないだろうか?
メンコにも古い子供カードにも、グー、チョキ、パー、のじゃんけんアイコンがゲーム性のためにプリントされることが多かった。
商業的に成功したドラゴンボールのカードダスにも同じようなアイコンが付いていた。
ココに着眼して、ルールの複雑化と高度化で小学生はルール上も毎月のお小遣いでも今のカードゲームは敷居が高い。
ルールの基礎をジャンケン アイコンにして、対戦相手とのジャンケンに勝つと、場に出て効果を発揮する、負けると捨て札になる、あいこだとお互いの手札に戻り手札の読みに戦略性が出る。
こうすると、ゲーム上のカード使用コスト無し、ターン制の大幅な再調整などがあるうえで、小学校低学年向けの対象年齢6歳で自信をもって売り出せる子供向けカードゲームが確立する。
レアカード争奪戦は手に負えないので、昔の子供カードのギミックの中から、台紙カードにビックリマンサイズのシールを張り付けてデッキ投入するカードを半分自作可能にする。
そうすると、レアカードとは自分が作ったカードが強い効果を発揮した場合のことになり、争奪戦が緩和されます。

大体こうしたことを研究部会で話し合って、自由参加で自由に持ち帰れるので、私はタカラトミーさんにリポートを書く以外に、自分で商品化のめどが立てられないかの検証もしました。おもちゃ業界でカードゲームや盤ゲームは新興メーカーが勃興できるかの登竜門だからです。 
もう友達みたいな長い付き合いの常連客とホワイトカードで作成した検証用試作品で対戦したりしましたけども、昔の子供カードのギミックというのは抽象的で、安定したルールにまとめるのはかなり難しい、そして今の時代だと、がちがちのカードゲーム発想で、大人は研究していて、だんだんと難しくて複雑にすることでルール形成しようとする。そうした問題で、自分では開発に踏み切れないと断念しました。目標がチビちゃん向けだからです。
自由持ち帰りの、このじゃんけん魔人テキストと、マジカパーティーに因果関係があったとしても、あきらめないで研究して、さらに商品化に資金投入することの権利を誰も侵害できないと考えます。したがって当時の研究会参加者の一人であった私は何か利権主張めいたことをする意図は一切ありません。
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私の場合は、じゃんけん魔人テキストから新興メーカーの登竜門という性格を考えて、以下のように販売企画だけ立てました。
ベースのカードには場に出た時の効果を書く。
改造シールにはジャンケン アイコンと「月に変わってお仕置きよ」的な効果発動の詠唱ルール導入によるかっこいいセリフテキストを記載する。
遊戯王ブームに大人が驚いたのは、「あれは何だろう」「あの子たちは何をしているのだろう」という事でした。
したがって詠唱ルールで、アニメに出てきそうな名言に相当するかっこいいセリフを子供たちがバシバシくちにする。
そんなことする子供は普通だといませんから、やたらとバシバシかっこいいセリフを言っている子供を大人が見て、「あれは何だろう」「あの子たちは何をしているのだろう」を再現することです。
そこから盛り上げていくことでした。
弱小で趣味的な製品発売だと、具体的には自己の資本で商品化するのは、ベースの紙カードの基本セットと、サンプル的なシールを添付した基本セットで、シールの方について、同人誌の作家さんなどにむけてフォーマット公開をアナウンスする。同人シール的に好きなように作ってください、ビックリマンサイズのシールも実質的な公開フォーマットで、規制どころか積極的に推奨します。
こうすると、個人で入れ込んだ作家さんが、弱小メーカーだと頼んでもなかなか獲得できない各種有力版権を同人誌即売会で限定収得して販売して、積極的に拡販してくれるので、製品版発売元として基本セットだけ売るだけで商売になる。
このような形でした。

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過去テキスト

いつも役に立つ情報のご提供をありがとうございます。
前回XX部長が当店にお越しになり、お聞きした話から玩具業界の再生のアプローチに旧来の専門店の再生にとても真剣なのだとわかりました。
さらにTCNを仲介してオリジナル商品の検討まで踏み込んでお考えのようでしたが、いつも受け身の姿勢で情報をいただくばかりではいけないと考えるので、つたない事柄ですが、自分なりに考えた商品に関するアイデアをお話しさえていただきます。
参考にしていただけたなら幸いです。


参考、
TCN 掲示板、私の投稿

アイデアを練り込んでほしいので考えを述べます。
10年以上前に初期のビーダマンを題材に当時の天田さんがPPカードの台紙にシール列伝サイズのシールを張り付けて自分だけのカードをつくると言う商品を発売した事がありました。
良いアイデアとしてそれを捨てきれないで考えつずけていて、たとえばDMで、キメラ合体とか銘打ってクリーチャーシールを能力カードに張り付けて台氏カードとシールの合計でマナコストを決める形にして、プレイヤーが自分でカードを作るやり方とか、トレーディングカードでベイブレードで上部部品シールと下部部品台紙カードを組み合わせて自分で改造した現物のベイブレードと同じ組み合わせをカードにする遊びとか、当時の天田さんのアイデアは今でも生かす事が出来る内容でした。
それをずっと考えていて、今回の半自作改造カードのコンセプトに注目した次第です。
パッチワークモンスターを土台にあきらめずに温めるなら、グー、チョキ、パーのじゃんけんゲームにすると低学年向けに判りやすかったと思います。
カードゲーム以前のカードダスなどにはじゃんけんアイコンが付いていましたが、カードゲーム時代の現代に復活させるとなると、10枚くらいの山札をつくって手札5枚引いて対戦相手とカードでじゃんけんをする。
勝ったカードは、場に出て効果を発動する。
負けたカードは捨て札になる。
あいこのカードはお互いに手札に戻して、もち札を読む駆け引きの一つとなる。
このじゃんけんルールカードゲームは究極の簡単ルールで幼稚園児でも判ります。
出来合いのカードならこれだけではつまらないでしょうが、自分で作ったカードなら話は違うでしょう。
それから、勝ったカードが発動する効果なのですが、頭の固いカードゲーム的な効果では無くて、テキストに「月に変わってお仕置きよ」などと訳のわからない効果にして、その冗談のエッセンスから子供社会に新しい流行語を流行らせるような工夫があるとさらに良いでしょう。
低学年向けトレーディングカードゲーム ジャンケン魔人

シール列伝サイズの「勇者」シールにジャンケンアイコンをつけて、パッチワークモンスターのアイデアを加味して、よろい、剣などのドレスアップシールを追加できるようにする。
台紙カードは「魔法精霊」カードとして、ゲームとして有効な効果を書く。
「勇者」と「精霊」が合体してジャンケン魔人になるという設定。
これを逆に「魔法精霊」シール「勇者」カードにして勇者カードに鎧や刀などの精霊効果でドレスアップすると従来からある着せ替えシールと同じで遊びの要素がわかりやすいかと思います。
「月に代わってお仕置きよ」というアイデアが出ていますが自作カードはつうじょうのTCGと違って、効果が対戦相手にも明白であるということが無く、カードの効果はプレイヤーが説明しなければなりません。ここで決めゼリフの詠唱を遊びの要素に加えて、かっこいいセリフとか、面白いセリフとか、キザなセリフとか子供受けのいいセリフを効果として詠唱することを遊びの一つにして、流行語を創造することを狙う。
勇者と精霊の合体でジャンケン魔人になる設定から精霊と勇者の交流にポケモン的ストーリー性を持たせることができる。
カードの効果が抽象的になりがちなことから遊戯王的に神秘的な魔法効果を演出できる。
さらに実際にゲームで役に立つ魔法効果はウノのような感じで設定し、従来のトレーディングカードゲームでは無かったゆるやかで明快なゲーム性にする。

とりあえずここまで考えてみました。
商品開発の専門家相手にあれこれ言っても仕方ないのでそれ以上はタカラトミー様でご検討ください。
私の個人的武勇伝なのですが、かつても私の提案から商品化にこぎつけた他社様の具体例があります。
でもそこで商品化について、さらなる相談がなかったのでアイデアが埋没してしまった反省点がありまして、気軽に商品化についてお問い合わせいただいたほうが嬉しいです。