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任天堂(株)【7974】の掲示板 2019/02/28〜2019/03/03

>>1007

【収益構造の考察】

>機関や一般の人はまだ気づいてないのかな?

気付いているか,少なくとも考慮に入れている人は少なからずいると思います。証券会社で言えば,私の知る限りで最も早い段階でこれを考慮に入れてレポートを出してきたのはドイツ証券ではなかったかと思います。

まだNXが何者かもわからずポケモンGOも出る前のタイミング(だったと思いますがうろ覚え(^^;))で30,000円レベルの目標を設定し「過去に例を見ない成長の起点となる可能性」に言及していました。

その後クレディ・スイス証券がSwitchについて「マイナーチェンジによるロングテール」の販売になる可能性に言及し,野村證券は「収益構造」の文字を使ってその変革の可能性を織り込みました(いずれも2年前だったと思います)。こうした姿勢の会社では少なくともSwitchが数年サイクルの据置機の再来ではなく,任天堂もそんなビジネスモデルからは脱却している可能性があることを織り込んでいるはずです。

一方,そうしたシナリオを一切織り込んでいない代表例が三菱UFJMSでしょう。過去に経験した据置ハードのピークアウトを織り込む時期に来たとしてニュートラルの判断をしています。そしてこの見解に同調する向きが少なくないというのが現状かと思います。

もっとも,その最悪のシナリオでも半年~1年のスパンで26,000円が期待できるのであればアホルダーには降りる選択肢はありません。自分の目論見が当たればさらに上が期待でき,それが誤算でMSの見立てが正しく任天堂の事業計画に失望する場合でも10,000円程度の含み益は得て退場することができる。ならばもうしばらく付き合って株を握りながら結果を見極めたい……というわけで,引き続きアホールドが続くのであります。