ここから本文です
投稿一覧に戻る

菊水化学工業(株)【7953】の掲示板 2020/08/12〜

新製品上市に関するお知らせ

原料由来の二酸化炭素を 1/2 削減、消臭性、防カビ性に優れた室内用脱炭素塗料ジオアース300Fクリーンを開発

このたび、菊水化学工業株式会社(本社 : 愛知県名古屋市中区、社長:今井田広幸、以下「菊水化学工業」)と株式会社フジタ(本社:東京都渋谷区、社長:奥村洋治、以下「フジタ」)は、製造工程において脱炭素の材料を使用した脱炭素塗料を用いて、優れた消臭性、防カビ性を付与した室内用脱炭素塗料ジオアース300Fクリーンの開発に成功しました。この塗料を室内塗装に用いることにより、従来使用されている水性エマルション塗料と比較し、1 ㎡あたりの原料由来の二酸化炭素が約 50%程度の削減が可能になります。さらに優れた消臭性能、防カビ性能に優れているのも特徴です。

投資の参考になりましたか?

  • >>529

    <開発の背景>
    建設業界では建物を建設する際の建築材料における原料由来の二酸化炭素の削減が大きな課題となっています。合成樹脂を原料とする塗料などは特に原料由来の二酸化炭素量が大きいとされています。
    一方、居住空間では消臭がいまだに問題となっています。建物の機密化に伴い、一度室内で発生した臭気が低減しないという現象が起きています。消臭剤は有りますが、それらの作用は持続性がないということが欠点です。空気清浄機を使用すると電気の使用により二酸化炭素が発生します。最も問題になりやすい生活臭気はアンモニアで、ペット、汗、尿、など多彩な発生源が存在します。
    また、カビの発生も問題になる場合があります。建物の機密化や異常気象などの様々な要因で、建物内部に湿気がたまりやすい場所からカビが発生します。特に建物が長期間使用されなかった場合は空気の循環が悪くなり、カビが発生しやすくなります。
    そこで塗膜の機能として、需要が高い消臭性と防カビに特化して開発を行いました。

    投資の参考になりましたか?