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ニホンフラッシュ(株)【7820】の掲示板 2020/12/11〜

話は替わって;ー
ここの取引先って不動産デベロッパーの比率は低いんじゃないかな?

基本的に中国ってスケルトン渡しなんですよね。内装は購入者がやるのが一般ですけど、おまけにDIYってのが多いんですよね。自分でやっちゃうんです。電気系の工事なんかはさすがに専門業者に委託するんでしょうけど。なにせ、内装工事業者の質が低いようですし、信用されていないんです。それと規格がバラバラなんです。ですから、内装関連の資材って大量生産的な生産方式は向いて無いようで、ここの様に受注生産方式ってのが正解かも。
ドアノブ一つにしても、「色の違い×形状の違い×材質の違い×ドアの厚みの違い」ってな差異が有って、これって想像をはるかに超えるような数の違いになってしまうんですって。一声、数万通りあるっていうんですよね。冗談みたいなホントの話の様です。

ところで;ー
パナソニックなんかは中国で内装関連の子会社(合弁)を作って直接個人と取引してますね。ここもそうしているのかな?
ここも、単にドアなんかを売っているだけじゃないようです。中国売上みると工事や据付の売上が全体の25%くらいを占めてますね。据付や内装工事関連の事業ってのも期待できるのかも。現地企業が信用されてませんが、それに対し、パナとか外資系の方が信用度は高いようですし。

最近はまともになってきたと思いますけど、数年ほど前でしたら、内装が終わっても3か月くらいはガス抜きのため入居が憚られたとさえ言われてましたし。デベロッパーも下手に内装済で引き渡しなんかやると、クレーム対応が厄介なんで、スケルトンってのが一般化したのかも知れませんね。

とは言っても、着実に優良な専門業者に委託する率は増えているようですし、けっこう内装も高級化してきているようですね。ここの中国におけるビジネスチャンスって想像以上に大きそうです。工事や据付の売上比率が高まって行きそうですね。

  • >>238

    いろいろと、お詳しそうですね。
    私の数少ない知識では、以前はスケルトンが主流でしたが、最近は内装付きが主流になっているようです。

    例えば2020年3月期の決算短信には、以下の記述があります。
    「中国においては、住宅着工許可の条件として内装付住宅が常態となり既存取引先に加え、新規デベロッパー17社との取引が始まり、豊富な受注残を得ることが出来ました。」
    「ルート販売も固定客の増加に加え、流し台、収納等も含め積極的な営業を行っておりましたが、」

    上記のように、個人ではなくデベロッパーや内装業者との取引が多いと推測します。そもそも個人相手だと、大量の売掛金は発生しないですよね。

    デベロッパーの金払いが悪くなると、下請けの内装業者の資金繰りも悪化しかねないので、油断はできないと思います。

    中国子会社自体の財務は良好なんですね。
    お知らせいただき、ありがとうございました。