IDでもっと便利に新規取得

ログイン


ここから本文です

イギリスで実施されている多施設臨床研究 POPS のデータが公表されています。

OUTCOMES FROM THE UK PURASTAT REGISTRY - A MULTICENTRE PROSPECTIVE OBSERVATIONAL STUDY TO EVALUATE THE ROLE OF PURASTAT IN THE MANAGEMENT OF GASTROINTESTINAL BLEEDING (POPS)

h ttps://www.thieme-connect.com/products/ejournals/abstract/10.1055/s-0040-1704116

組み入れ数 226名 (内、止血及び後出血予防を対象とするもの 204名、放射線性炎症を対象とするもの 22名) 。その内、実際に出血し止血を行った人数は 100名、後出血予防効果の確認のために塗布が行われた人数が 177名となっています。

予定終了は来年の1月でしたので、かなり早い段階で組み入れが予定人数に達した事になりますね。(それだけ、PuraStat の使用が一般的なものになりつつあると言えるでしょう)

結果は上々です。

まず、臨床試験対象者のほとんどである 198名がハイリスク患者です。ハイリスクの定義は明示されていませんが、高齢者であったり、切除対象が非常に大きかったり、または血栓症の治療が行われていたりで、術中出血や後出血の可能性が大きい患者と言えます。

結果は、術中止血の成功率が 92.0% 後出血率が 2.3% となっています。どちらも極めて良い結果と言えます。今回のデータの結論として、"It shows high efficacy in both immediate haemostasis and prevention of delayed bleeding." 「術中止血と後出血予防の両方において高い効果を示している」とあります。

ちなみに、放射線性炎症に関しても、全員に治療効果が見られたとあります。

後は、PuraStat の使用の標準治療への組み入れを目指して、更なる大規模な比較試験の実施を目指して欲しいですね。