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(株)スリー・ディー・マトリックス【7777】の掲示板 2020/01/13〜2020/02/07

久しぶりに学会ネタを一つ。

昨年12月にスイスで 欧州結腸直腸学会が開催されましたが、ポスター発表された論文の一つが Purastat をテーマとしています。

[学会名] 
European Colorectal Congress Spotlight on the colon
(1 – 5 December 2019, St.Gallen, Switzerland)

[論文名]
THE INNOVATIVE USE OF A HAEMOSTATIC GEL TO REDUCE
THE INCIDENCE OF PELVIC COLLECTION AFTER RECTAL CANCER SURGERY - CAN WE ENHANCE THE ENHANCED RECOVERY PROGRAM? 「直腸ガン手術後の骨盤内での術後収集の減少を目的とした止血材の革新的使用」

これは腹腔鏡を用いた直腸手術(ロボティクスの利用も含む)に PuraStat を使用する事で、術後のドレーン管からの排出液の量がどれ程減少するか等、術後合併症がどれくらい減少するかを確認する臨床研究です。

結果は排出液が明瞭に減少する等の効果が見られた旨、記されています。

この論文の筆者は Portsmouth Hospital の医師の方ですが、これまでに書かれた論文も腹腔鏡領域をテーマとしたものですね。これまで、 PuraStat に関する論文の大半は消化器内視鏡領域をテーマとするものですが、腹腔鏡領域での論文もこれからは増えていく事が期待できますね。