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過去の売上目標が、CPCとの契約による一時金が入った年を除いて、達成されていないのは事実。

しかし、それは販売戦略の拙さが主因とは思わない。

例えば、イギリス。

Diagmed healthcare 社という、ヨーロッパにおいて最も早い時期から PuraStat を評価し、積極的なプロモーションを行っていた代理店が、突然買収され、代理店契約を解除せざるを得なくなったのは、3-D Matrix に責任があるのか?

例えば、フランス、スペイン、オランダ。

まさか、PENTAX という大手企業が、1年以上に渡って本格販売の開始を先送りする等という事を、契約時点で読めるというのか?

例えば、イタリア。

医薬品、医療機器に関する公共入札が長期に渡って行われないという国内事情は、3-D Matrix が引き起こした事態なのか?

状況が不利に変化する事は常にあり得る事であり、評価のポイントは、これらの状況の変化に対して、どのような適切な対応を行ってきたかであろう。

イギリスにおいては、親会社の意向によってどのように動くか読めなくなってしまった Diagmed との提携を打ちきり、本格販売開始の遅れを覚悟し、より販売規模の大きな代理店である Aquilant との販売提携を結ぶ事に成功した。

フランス、スペイン、オランダにおいては、PENTAX から、さらに大きな企業である FUJIFILM との販売提携契約に成功。PENTAX との経験を生かし、より具体的な販売協力体制を作り上げる事に成功した。

イタリアでは、ようやく入札が開始され、地方都市からミラノ等の大都市へと次第に販売可能な地域が拡大している。

これらの事実から判断して、経営陣の判断と方針に誤りは無いものと評価したい。時間は想定よりかかってしまったが、ようやく状況は 3-D Matrix の望んだものに近づいている。

後は今期の売上の数字をもって、投資家の信頼を取り戻すだけである。