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>>954

2020年4月期 有価証券報告書に興味深い情報が含まれておりました。

それは 35ページの「主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合」です。

上位3社までが記載されておりましたが、次の通りでした。

1位: Fujifilm Europe B.V. 154,772千円 23.0%
2位: Nicolai Medizintechnik GmbH 108,993千円 16.2%
3位: St. John of God Hospital 97,911千円 14.5%

1位と2位は当然の結果に過ぎませんが、注目は第3位の St John of God Hospital です。こちらは幾つかの病院を傘下に持つオーストラリアの私立の医療機関です。つまり、一つの医療機関でも、大規模な所であれば、売上が億の単に届きうるという事です。

欧州は大きな医療機関はほぼ公立、または大学の附属病院であり、購買に至るステップが複雑、かつ長い時間がかかります。

対して、豪州は入院が可能な Hospital の40%は私立病院で、その中には St John of God のような大規模な所もあります。このような大病院の特定の領域に食い込む事が出来れば、他の領域に横展開する事で、さらに売上アップが可能となります。

オーストラリアでは、まずは耳鼻科領域からスタートした訳ですが、この領域の市場規模は 20~40億。ここをさらに攻めていくことが第一目標で、次に消化器内視鏡領域。その際にオーストラリアでは後出血予防材としての認可が下りており、耳鼻科と同規模の市場は存在すると思われます。

そして何より、オーストラリアにおいては腹腔鏡を用いる治療への適用、現時点では肥満外科手術、さらには婦人科領域への適用により、現在の売上を数倍に伸ばす事は充分に可能でしょう。

事実、今期の売上目標の達成は既に確実ですし、来期の 800百万もこの分なら充分に達成可能でしょう。

そして、ENT → GI への流れを10倍の市場規模を有する米国で再現できれば、それだけでも黒字化の達成は確実なのですが。