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(株)スリー・ディー・マトリックス【7777】の掲示板 2020/09/07〜2020/09/22
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>>949
なるほど。
「改良医療機器」について気になっていました。
そういうことね。
扶桑は3Dを一人立ちとして送り出したのかもしれませんね。
それなら株主であることも関係が良好であることも理解できます。
ある意味扶桑は立派な親ですね。
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>>949
なるほど。
「改良医療機器」について気になっていました。
そういうことね。
扶桑は3Dを一人立ちとして送り出したのかもしれませんね。
それなら株主であることも関係が良好であることも理解できます。
ある意味扶桑は立派な親ですね。
GrandPa's Elixir 2020年9月20日 18:14
>>947
確かにバーシテックとの訴訟に敗れたため、現時点では国内で他者がRADA16製品を販売することを差し止めることが出来ませんので、「RADA16を使用する止血材製品の独占販売」という前提が崩れたのは否定できないでしょう。
とは言え、Arch Therapeutics を含め、RADA16製品をこれから開発し、販売する企業が登場するとは思えず、扶桑薬品の事実上の独占販売は変わらないはずなので、おっしゃる通り一時金の支払いも大きな要因となったでしょうね。
しかし、この販売提携の破棄によって 3-D Matrix 側に大きなメリットが生まれたと思われます。
それは、元の独占販売契約では TDM-621 の適応領域として「消化器内視鏡領域」「心臓血管外科領域」「実質臓器領域」の3つがあり、その全てにおいて扶桑薬品工業に販売権が委ねられる予定でした。言い換えれば、扶桑との契約が生きている限りは TDM-621の残りの二つの領域での国内開発が 3-D Matrix 側に義務として課されることになります。
しかし、今回の販売提携の破棄によって、残りの二つの領域を次世代止血材 TDM-623 で攻めることが可能となりました。
TDM-621 が持つ内視鏡領域における利点(カテーテルを通じての患部への送達等)は、他の2領域では不要ですので、製造費用や輸送保管費用等に優れる TDM-623 でカバーするのは理にかなっています。
決算短信の『日本におきましては、2020年7月に製造販売承認取得済みの止血材(TDM-621)を先行品とする改良医療機器(臨床試験無し)での申請可能性も検討しつつ、開発を進めてまいります』という一文はまさにそれを意味しているのではないかと思われます。
こういう言い方はホルダーとして不謹慎かもしれませんが、今回の問題を「災い転じて福となす」ことが可能かもしれませんね。