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(株)スリー・ディー・マトリックス【7777】の掲示板 2020/09/07〜2020/09/22

>>903

粘度が高いと病変部に止血材を塗布ふするのが難しい。そりゃそうかもしれませんが、purastat より粘度が高いってどこかに記載してあるのでしょうか?
それからグランパさんに挑んでいるつもりはないので反論としないで下さい。

  • >>905

    具体的に PuraStat と AC5 のゲル強度を比較した論文はありません。

    というよりも、Arch は AC5に関しては極めて厳格な秘密主義をとっており、AC5に関するまともな論文1つないというのが現状です。そのため未だに AC5のペプチド配列は判明しておりません。

    ただ、PuraStat であれ、AC5であれ、はたまたSPG-175であれ、止血の仕組みは全て同じであることは確かです。つまり自己組織化ペプチドのβシート化により出血か所を物理的に閉塞することで止血するという仕組みは全て共通です。

    となると止血の速さと強度は「βシートを構成する自己組織化ペプチド分子間に働く水素結合の結合エネルギーの大きさ」が左右すると思われますが、この結合エネルギーの大きさは分子構造に依存するものである可能性が高く、βシート化前の状態でもペプチド配列によって違いがあるものと考えるのが妥当だと思われます。

    事実、PuraStat よりも止血効能が高いとされる次世代止血材 TDM-623 もゲル強度は PuraStat (RADA16) よりも大きいということが公表されています。

    従って、AC5が PuraStat よりも止血効能が高いことを主張する以上、その原材料である自己組織化ペプチドのゲル強度もまた、RADA16よりも大きいとするのが論理的だと考えますが。